0.障害
004)X-DDの出荷検索画面で正しくデータが表示(抽出)されない
- 検知日時: 2026年2月26日(木)10時45分ごろ
- 復旧日時: 2026年3月16日(月)19時40分ごろ
- 障害概要: X-DDの出荷検索画面において、特定の条件下で検索・ダウンロードを行った際、一部のデータが抽出されない事象が発生いたしました。
1.障害状況
2026年2月26日より、出荷検索画面において以下の検索パターンを利用した際、本来表示(抽出)されるべきデータが一部欠落する事象が発生しておりました。
- 対象パターン:検索条件で「アイテム※」を選択した検索・ダウンロード ※レンタルアイテムの場合
- 詳細:検索件数の結果には、上限値(画面表示:1,000件、CSV:20,000件)が設定されています。上記対象パターンで検索結果が上限値を超えていた場合、誤った処理で上限値による切り捨てが行われていたため、それらが画面やファイルに反映されない状態となっておりました。
2.障害原因
2026年1月14日にリリースしたシステム改修(XDD-ENHANCE-65)時のプログラム不備(デグレード)が原因です。データベースへの問い合わせ文(SQL)に新しい条件を追加した際、「and」と「or」の判定優先順位の考慮が不足していたため、意図しない抽出条件として実行されていました。
3.経緯
| 日時 | 障害経緯 |
| 2026年2月26日 10:45 | サポートセンターからの問い合わせにより事象を検知。 |
| 2026年2月27日 17:33 | 調査の結果、設計とシステムの挙動の差異を確認し、開発ベンダーへ詳細調査を依頼。 |
| 2026年3月12日 14:00 | 開発ベンダーより影響範囲および再発防止策の報告を受領。 |
| 2026年3月13日 13:32 | X-Portalに障害発生のお知らせを掲載。 |
| 2026年3月16日 18:36 | 修正版の本番リリース作業に着手。 |
| 2026年3月16日 19:39 | 本番リリース完了。正常にデータが抽出されることを確認し、復旧。 |
4.今後の対応(再発防止策)
4.1 プログラム修正
意図した通りの優先順位で条件判定が行われるようSQL文を修正し、本番環境へ反映を完了いたしました。
4.2 再発防止策
- SQL修正時、実行される構文の変更点が正しいかを確認するステップを追加します。また、AIを活用して意図しない評価順序がないかの検証を導入します。
- OR条件を用いる際は、いかなる場合でも括弧「()」で囲むことをルール化します。
- 取得件数制限(Limit)がある処理の変更時には、上限値を超えるデータを用いた境界値検証を必須化します。
この度の障害に関しまして、心よりお詫び申し上げます。システムの正常化に努め、今後、同様の事態が発生しないよう徹底いたします。
以上